第一ホールディングスグループの「みらいくリトルハンズ幼稚園(ベトナム ホーチミン市)」で、今年のテト(ベトナムの旧正月)をお祝いするイベントを開催致しました。
「みらいくリトルハンズ幼稚園」は、日本の「みらいく保育園」で実施している「食育活動」を取り入れていることから、今回のテト・フェスティバルではベトナムの伝統行事に加え、日本のお正月文化を体験・紹介する、というイベントも行いました。
けん玉を上手に操って遊んだり、お餅や(年越し)そば作りにチャレンジしたりと、いつもと違うテト・フェスティバルを楽しむ子どもたちの様子を紹介いたします。
第一ホールディングスグループでは今後とも「質の高い教育をみんなに」を始めとしたSDGsの推進に取り組んでまいります。
■Miraiku Little Hands JSC
所在地 313 Phan Đình Phùng, P.15, Q. Phú Nhuận, HCMC, Vietnam
企業URL https://littlehands.edu.vn/
【テト・フェスティバルの様子】
リトルハンズの入り口。
きれいに飾り付けられています。
テトの飾りつけ。
ベトナムの干支では今年はうさぎではなく猫です。
【お正月のあそび】
まずは、伝統的なベトナムの遊びの体験です。
ネム ヴォン
シャトルコックを高いリングに投げ入れる、日本の「玉入れ」に近い遊びです。
ダップ ヘオ
目隠しをして、おもちゃに棒を当てる遊びです。(スイカ割り近いです)。
「ダーカウ」
羽根つきシャトルを蹴り上げる遊びです(羽根つき+けまり?)。
続いて、日本の伝統的な遊びの体験です。
「ダルマ落とし」。先生が遊び方を説明。
先生が実演。お見事!
ちなみに、このダルマたちは先生の手作りです。
子どもたちも興味津々。
けん玉にも挑戦。
けん玉はホーチミンでも売っています。
上手にできるかな?
手作りけん玉のコーナーです
お気に入りの色や柄でコーディネイトします。
目が真剣・・・。
【食の体験】
①ベトナムの伝統的な「バイン・チュン」づくり
材料はもち米・緑豆・豚肉の3 種類。
ラーゾン(Lá dong)の葉に包んで10時間以上ゆでる。
ちまきのイメージでしょうか。
慎重な手つきでラーゾンの葉に材料を詰めます。
「出来た!」声が聞こえてきそうです。
②日本の「そば」作り
そば粉をこねるところから。
こねたそば粉を薄くのばします。
「一番」が染め抜かれたハッピが似合っています。
手前のお皿に完成した、そばの麺が・・・。
③日本のお餅作り体験
まずは、米粉を練るところから。
お餅をこねています。
楽しそう・・・。
【お正月文化の体験:ベトナム編】
ノンラーの飾り(ノンラーはラタニアの葉で作られる円錐型の帽子)。
書道体験。慣れない筆で一生懸命に書きました。
【お正月文化の紹介:日本編】
お正月飾り、おせち料理、七草がゆの紹介パネル。イラストが美しい。
おせち料理の実物。
日本のレシピを元にリトルハンズの調理師さんが作りました。
初めて触れる異国のお正月に興味津々です。
絵馬の紹介です。日本語が上手!
絵馬の制作体験です。
【木育体験】
食育同様、日本の「みらいく保育園」で実施している「木育活動」を「みらいくリトルハンズ幼稚園」でも取り入れていることから、今回のテト・フェスティバルでは、園児たちの作品や絵を展示・販売しました。売上金はリトルハンズの所在地であるホーチミン市フーニャン区に寄付し、恵まれない子どもたちの学習支援に活かされます。
こんな感じで展示・販売されました。
幼稚園児が作ったとは思えないほどのクオリティの高さ!
売れ行き好調!
自作と一緒に記念撮影。
【番外編】
日本のお正月に関連した品々の紹介パネル。
鏡餅、門松、しめ飾り、おせち料理、お雑煮の由来やそれらに込められた願いなどが紹介されています。
ベトナムバッチャン焼きブタの貯金箱。
ブタの貯金箱は、かつてはどこの家庭にもあり、人々が困ったときのためのお金をコツコツ貯めるのに使われていたそうで家族の繁栄の象徴です。現代の子どもたちにとっては、テトのお年玉を貯めるものです。